ダイエット①|レプレ式カラダ辞典

LEPRE式カラダ辞典

ダイエット①

協力(提携先):医療法人社団ひのき会証クリニック・株式会社マメキカク

ダイエットには運動が必要

ダイエットには運動が必要

運動をするだけでは、体重を落としていくのは難しいかもしれませんが、運動をすることで、体の筋肉は確実に変わっていきます。
お腹周りの無駄な贅肉が落ちてくる、体全体も引き締まってくる、そうしてスタイルが良くなっていきます。

年齢を重ねると贅肉は下からついてきます。
そのため、食事制限だけでただただ体重を落としていくと、バランスの悪い体つきになってしまいます。
ダイエットをする目的は、健康の為もありますが、美しく見せたいということが大きいかと思います。
バランスの悪い体つきになり、ただ細くなっただけで美しくないということになります。

更に過激なダイエットをすると、皮膚はかさかさになり、貧血を起こし、体調も崩します。

筋肉は減らしてはいけない

筋肉は減らしてはいけない

体を動かさなくても消費される基礎代謝量を増やすことができたら、ダイエットの目的はサポートされます。
体で消費される多くのエネルギーは、主に筋肉で消費されます。
食事制限だけの自己流のダイエットにより筋肉が痩せてしまうと基礎代謝量も下がり、また体も冷えます。
つまりほどほどの筋肉がついていることがダイエットには重要ということになります。
自分では少ししか食べていないつもりなのに、それが消費されず、脂肪になって蓄えられてしまうのです。

腹筋・背筋を鍛えるための運動は、やっている時間が短いので、それだけで痩せるということはありません。
しかし、太い筋肉なので基礎代謝量を上げるためには腹筋・背筋の筋トレが必要です。

脂質を燃やす!

脂質を燃やす!

持続的な運動時のエネルギー供給に用いられる糖質と脂質の割合は、運動の激しさ…運動強度によって異なります。
低強度の運動では脂質、糖質が半分ずつの割合で、使用されますが、激しい運動になってくると、糖質の方が脂質よりも多く使われだします。
従って、あなたが痩せたいときは、軽い運動が良いということになります。

また、糖質と脂質の利用比は時間によっても変化します。
中程度の運動を長く続けていると、筋繊維内のグリコーゲン貯蔵量が減少するため、脂質の利用比が時間と共に増大します。
運動中に時々短い休みを取ると、この間に酸素が筋繊維に供給され、蓄積されるので、脂質の利用が増大します。
肥満防止に体の脂肪の蓄積をなくしたいときにこのことは頭に入れなくてはなりません。

レプレでは科学的に、そして効果のあるダイエットのために
筋肉を痩せさせることなく、低強度、または中程度の有酸素運動を一人一人の状態に合わせて提案していきます。

体を冷やさない

体を冷やさない

次に基礎代謝量を下げないためには体を冷やさないことです。
体温が上がると、脂肪が燃焼されやすくなり、逆に体温が下がると体は省エネモードに入り、無駄なエネルギーを消費しない方向に働きます。
ダイエットをしているときは冷たいものを食べない方が良いでしょう。

またご飯などの炭水化物をほどよくとらないと、エネルギーが燃焼しません。基礎代謝が悪くなります。
糖質と脂質の組み合わせは、脂肪を体に蓄えやすくします。
食べていいというわけではありませんが、ケーキより和菓子の方がましということになります。

味付けは薄味で

味付けは薄味にします。
味付けが濃いとついつい主食を食べ過ぎてしまうからと、体内の塩分濃度が濃くなると水分を体に取り込んでしまい体がむくみます。
水を飲むだけで太るという人がいますがこのタイプかもしれません。
いらない水分はどんどん体外に排出して、代謝を良くするというのは健康の基本です。

リバウンド

食事を抜いてあまりお腹を空かせすぎると、体が飢餓状態になります。
この状態で何かを食べると、体が生命を維持するために普段は吸収しない栄養まで余分に取り込んでしまいます。そして体の中に蓄えます。
ダイエット後、リバウンドするのはこの仕組みが関係しています。

リバウンド

ダイエット中、自分でこの飢餓状態を作り出すと、ダイエット終了後も栄養の吸収率がアップしたままです。体は栄養を渇望している状態のままということです。
ダイエット前と比べて決して食べているわけではなくとも、より多くの栄養を吸収してしまう結果となり、リバウンドが起こります。
従ってリバウンドを防ぐためには、急激なダイエットをしてはいけないということになります。
1ヶ月でおよそ体重の2パーセント以内、体重50キロで1キロ、3ヶ月で3キロぐらいのペースで徐々に体重を落として、
体が飢餓状態だと認識させないようにすることが大切です。

飴とドリンク剤

食べ過ぎを防ぐためにも、お腹をすかせすぎないように、飴は有効です。
しかしものには程度ということがあり1日に2個か3個ぐらいまでにしましょう。しょせん糖分の塊です。
スポーツドリンク剤はそこに含まれている塩分と糖分も当然吸収されるということも認識が必要です。

恐い成長期の子供のダイエット

個人差があるものの10~15歳ころの時期を成長期といいます。
この頃には急に背が伸びたり体重が増加したり、生理が始まったりします。

恐い成長期の子供のダイエット

この頃に何も知らないでただ痩せたいという気持ちから、ダイエットを行うと一生にわたる障害となることがあります。特に女性の場合は深刻です。
細すぎて生理が来ないということは、卵巣や子宮などが正常に発達していないということです。
正常に発達させる女性ホルモンは綺麗でなめらかな肌を作り、適度な脂肪が作られて、女性らしい柔らかなラインを作ります。
外見だけの問題ではありません。骨を保護する働きもしています。
生理が来ないままで体だけが成長すると、骨に負荷がかかり、もろくなり骨折などを起こしやすくなります。
体脂肪率を最低でも15%を下回るようなダイエットは決してしてはいけません。