スポーツクラブ/肩こり・腰痛・むくみに効果/加圧・パーソナルトレーニング レプレ/吉祥寺・神保町(御茶ノ水)

LEPRE式カラダ辞典

ホルモンと運動の関係

協力(提携先):医療法人社団ひのき会証クリニック・株式会社マメキカク

筋力トレーニングでホルモン分泌

加齢に伴って落ちていくのは、筋肉や体力、代謝だけではなくホルモンの分泌も低下していきます。
ホルモンは筋肉をよく動かすような運動をすると
成長ホルモン・アドレナリン・性ホルモンの分泌が高まることがわかっています。
各ホルモンは脂肪の分解を促進させたり筋肉や骨を強くする作用があります。
その為、トレーニングをして筋肉をよく動かすことは、
筋肉を維持増進させたりカラダを柔軟にしたりする他にもホルモンの分泌を促し、
老化によるカラダの機能低下の予防にもなります。

ホルモンは鍵と鍵穴

ホルモンはすべて鍵と鍵穴の構造になっています。
つまり、ホルモン(鍵)と受容体(鍵穴)が結合して初めてカラダに働きます。
その為、ホルモン(鍵)ばかりが体内に増えても受容体(鍵穴)がなければ意味がありません
筋力トレーニングやカラダの深部のトレーニング(いわゆるコアトレ)を行うことで、
ホルモンの分泌もそうですが受容体が増えるため、
カラダを動かすことはホルモンを機能させる上でも大切になります。

運動は女性の方が必要?

トレーニングに関わりの深い「アンドロゲン」「テストステロン」というホルモンがあります。
アンドロゲンは筋タンパク合成に働くホルモンで、
テストステロンはトレーニングによる血液の量を上げる働きをするホルモンです。
2つとも男性ホルモンで主に精巣で作られています。

女性には精巣がないため分泌量が少量です。
では女性はどうするかというと、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)というホルモンから代謝変換をしてテストステロンと同様の働きをもたらしています。
DHEAは「若返りホルモン」といわれ、老化指標にもされていてDHEAの低下が老化につながります
DHEAはトレーニングをした筋肉から分泌されるため、女性にとって軽度の筋力トレーニングは老化防止のためにも必須になってきます。
特に大筋群の方が分泌されやすいのでおすすめです。
また、DHEAはサプリメントで販売もされており、筋肉にも作用しますが、
あくまでもサプリメントは補助なので、カラダが慣れてしまうと効果が出なくなる時もあります。
そもそも受容体がないとホルモンは働かないので、やはりトレーニングも同時に行うことが大切です。

山芋を食べて老化防止

山芋に含まれる栄養素の「ジオスゲニン」がDHEAと同じ構造をしているため、
老化防止につながり認知症や骨粗鬆症の予防にもなると言われています。
サプリメントよりも山芋を意識して摂るのがよいでしょう。
そして、同時にトレーニングをして受容体を増やし効果をアップさせましょう。

資料:
自律神経とホルモンの基礎 株式会社マメキカク    
女性ホルモンと生理機能 株式会社マメキカク    
筋肉革命 人生を楽しむ体のつくり方 石井直方