活性酸素とは|レプレ式カラダ辞典

LEPRE式カラダ辞典

活性酸素とは

協力(提携先):医療法人社団ひのき会証クリニック・株式会社マメキカク

活性酸素とは

酸素は生きるために必要です。そのためでしょうか、なんだか体にいいイメージがあり、
その酸素に「活性」がついて活性酸素とつけば、何か生き生きとさせるようなイメージを持ってしまいます。

または体の中で偶然に生じる有害なものというイメージで捉えられています。

私たちは呼吸により酸素(O2)を取り込み、エネルギーを獲得しています。
体内に取り込んだ酸素の95%以上は完全にエネルギーとして利用され最終的には水になります(酸素は水に還元されるといいます)。

しかし残りの数%は還元過程において幾つかの中間代謝物(副産物)を生じます。
これらの代謝物は極めて反応性が高く、「活性化された酸素」の総称として「活性酸素」と呼ばれています。
定義としては「反応性の高い酸素分子種」。反応性の高い理由の一つとして不対電子の存在があります