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LEPRE式カラダ辞典

筋組織の種類と分類

協力(提携先):医療法人社団ひのき会証クリニック・株式会社マメキカク

筋組織の種類

骨格筋組織、心筋組織、平滑筋組織の3種類があります。

骨格筋組織
骨格筋は横紋筋です。原則として意識的な収縮と弛緩の調節が可能な随意筋です。
骨格筋繊維の長さは筋によって大きく異なり、短い筋では数センチ、長い筋では30~40cmです。
通常は腱によって、骨に付着していますが、皮膚や他の骨格筋に付着して動かす骨格筋もあります。
心筋組織
心臓だけに存在し、心臓の壁の大部分を形作っています。横紋筋ですが、不随意筋です。
心筋組織に特徴的なのは介在板と呼ばれる結合部(ギャップ結合・デスモゾーム結合)を持つことで、
細胞膜の肥圧部によって、お互いに端と端が結合されています。
平滑筋組織
横紋筋がないので平滑に見え、そのため「平滑筋」と呼ばれます。
眼球の光彩や、血管・気道・胃・小腸・胆嚢・膀胱・子宮と言った中腔器官の壁を構成しています。
皮膚内にも存在し、毛包にも見られます。
平滑筋は不随意筋であることが多いです。

筋組織の分類1

随意筋と不随意筋の2種類があります。

随意筋
体性神経系に属するニューロン(神経細胞)によって意識的に制御できる筋です。
骨格筋は原則として随意筋ですが、ほとんどの骨格筋はある程度まで無意識に制御されます。(横隔膜や姿勢の維持などがそれに当たります)
不随意筋
意識的に制御できない筋です。心筋組織は不随意筋です。平滑筋も不随意筋であることが多いです。
心筋と平滑筋は共に自律神経系に属し、不随意性のニューロンと内分泌から放出されるホルモンによって制御されています。

筋組織の分類2

横紋筋と平滑筋の2種類があります。

横紋筋
明帯と暗帯が交互に見られます。光学顕微鏡で観察できます。
平滑筋
横紋筋がないので平滑に見え、そのため「平滑筋」と呼ばれます。